<Header>
<Author: 白居易>
<Title: 長相思>
<Format: 格式不明>
<Year: 1964>
<BookName: 漢詩大系  白樂天>
<Translator: 田中克己>
<style: 漢文有假名>
<style2: 日本漢文訓讀附假名標注>
<TranslatedTitle: 長相思（ちゃうさうし）>
<BookPage: 312-314>
<UsedPage: 3>
<Feature: 4>
<End Header>
<Poem>
九月西風興，
月冷露華凝。
思君秋夜長，
一夜魂九升。
二月東風來，
草拆花心開。
思君春日遲，
一日腸九迴。
妾住洛橋北，
君住洛橋南。
十五即相識，
今年二十三。
有如女蘿草，
生在松之側。
蔓短枝苦高，
縈迴上不得。
人言人有願，
願至天必成。
願作遠方獸，
步步比肩行。
願作深山木，
枝枝連理生。
<End Poem>
<Translation>
九月（くぐわつ）　西風（せいふう）興（おこ）り、
月（つき）冷（ひややか）にして露華（ろくわ）凝（こ）る。 
君（きみ）を思（おも）へば秋夜（しうや）長（なが）く、
一夜（いちや）に魂（たましひ）九升（きうしょう）す、
二月（にぐわつ）　東風（とうふう）來（きた）り、
草（くさ）拆（ひら）けて花心（くわしん）開（ひら）く。 
君（きみ）を思（おも）へば春日（しゅんじつ）遅（おそ）く、
一日（いちじつ）に腸（はらわた）九迴（きうくわい）す。
妾（せふ）は洛橋（らくけう）の南（みなみ）に住（ぢう）し、 
君（きみ）は洛橋（らくけう）の南（みなみ）に住（ぢう）す。 
十五（じふご）にしてすなはち相識（あひし）り、
今年（こんねん）　二十三（にじふさん）。
女蘿草（ぢじょらさう）の、
生（しゃう）じて松（まつ）の側（かたはら）にあるがごとくなるあり。 
蔓（つる）短（みじか）く枝（えだ）はなはだ高（たか）く、
繁迴（えいくわい）すれども上（のぼ）り得（え）ず。 
人（ひと）は言（い）ふ「人（ひと）に願（ねがひ）あり、
願（ねがひ）至（いた）れば天（てん）かならず成（な）す」と。
願（ねが）はくは遠方（えんぽう）の獸（けもの）となり、
步步（ほほ）　肩（かた）を比（なら）べて行（ゆ）かん。
願（ねが）はくは深山（しんざん）の木（き）となり、 
枝枝（しし）　理（り）を連（つら）ねて生（しゃう）ぜん。 
<End Translation>